オーニソガラム

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    オーニソガラム
    今月は『サボテンオーニソガラム』です。秋も深まってきますと咲く花も少なく、何をおすすめしようか迷いますが、ちょっと変わった花を…。

    サボテンオーニソガラムは5月頃に白い花が咲き、球根の増え方が珍しくて、おもしろくて、いっぱい増えるのです。私は子どもが生まれると表現しています。普通のオーニソガラムは土の中に植え、5月に花が咲き7月に枯れて休眠し、また秋に植えるというサイクルですが、このオーニソガラムは休眠せずどんどん成長し、親球から生まれた子供の球根を下の部分だけ土に植えます。(手間いらずの増え方です)。
    ポコッと子供が生まれるというのは初めてです。 0度以上の温度が必要なので、室内に置いて冬越しをします。

    花のない時期は観葉植物としても楽しめます。


    《完》



    【花大好き 第15回】
    シティーメイトH20.11掲載
    園芸村 TEL 078-984-4884

    ダンギク

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      ダンギク
      今月のオススメは『タンギク』(キク科・宿根草)。毎年咲きます。

      この花に初めて出会ったのは10年前の10月頃、30〜40本の茎を出し、半径50cm程がブルーの花で何段にも咲き、その姿に衝撃を受けたのを覚えています。半年ほどしてやっと『段菊』という名前が分かりました。

      『段菊』は耐寒性宿根草で、寒さに強く(但し冬に葉は枯れ、木質化した茎が残る)地上10cmで切り戻しをすると、来春にはその倍くらいの茎が出ます。5〜6年ほどで50〜60本くらい咲くと思います。

      この花はこぼれ種でも増えるので、秋遅く種がこぼれてから切り戻しをすると良いでしょう。切り花としても最適な花です。園芸村では9/15から咲き始めました。




      【花大好き 第14回】
      シティーメイトH20.10掲載
      園芸村 TEL 078-984-4884

      ヤマホロシ

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        ヤマホロシ
        今月のオススメは『ヤマホロシ」。「ツルハナナス」とも言います。

        つる性植物で、花期は初夏から初冬まで。たくさんの花がこぼれるように咲き、壁面や庭の周囲を立体的に優しい雰囲気にしてくれます。星の形が房になって咲き、色は紫から薄紫・白とグラデーションでとてもきれいです(班入り品種もあり)。

        当園芸村では5/21に咲き初め、休んでは咲きで2〜3年経つとず〜っと咲き続けます。友人は1本のバラ用アーチに3種類のつる性植物を植え、咲く時期が異なるので3回も楽しめると、とても喜んでいます。モッコウバラ・クレマチス・ヤマホロシは今でもずっと咲いています。

        寒さの厳しいこの地区でも冬越しが可能です。


        【花大好き 第13回】
        シティーメイトH20.9掲載
        園芸村 TEL 078-984-4884

        ニンジンボク(落葉低木)

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          ニンジンボク
          今月は「西洋ニンジンボク」。茎は細く葉も細く、真夏には珍しいブルーの涼しげな花が1〜2ヶ月間咲きます。「ニンジンボク」の名は葉が朝鮮人参に似ているためです。

          ずっと花に携わっていても知らない事がいっぱいあって、お客様に教えていただく事がよくあります。この「ニンジンボク」もブルーの花と白い花がある事は知っていましたが、ある日お客様から『さらに細葉のニンジンボクがあるので探しています』と言われてびっくり。早速市場へ問い合わせて一本仕入れました。また一つ、新しい事が知識としてわかってとても嬉しい気持ちです。

          余談ですが、今夢中になっている事があります。それは『アジサイの四季咲き』で、冬でも室内で咲く、一年中咲いているらしい種類です。一年後のご報告を…お楽しみに。


          【花大好き 第12回】
          シティーメイトH20.8掲載
          園芸村 TEL 078-984-4884

          クレオメ

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            クレオメ
            今月オススメの花は「クレオメ」です。ローズ・ラベンダー・薄ピンク・ホワイトと色々あり、成長すると蝶々が飛んでいるように見えるとても豪華な花です。花期は夏から秋おそくまでと長い間咲き、花丈は花壇や庭に植えると1mぐらいに成長します。

            以前テレビのガーデニング番組で、アメリカ・ニューヨークの街角にこの「クレオメ」の花が緑の中に1mぐらいピンクの花一色で咲いているのを見て、とてもオシャレで素敵な印象を受け、好きになりました。それからはいつも頭の片隅に残っていて、毎年この花に出会ったときは思わず(仕入で)買ってしまいます。…この花の良さを皆さんに知ってほしくて。

            この「クレオメ」もこぼれ種で毎年咲かすこともできる素敵な花です。


            【花大好き 第11回】
            シティーメイトH20.7掲載
            園芸村 TEL 078-984-4884

            アナベル

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              6月と言えば「アジサイ」と思うくらい一般的ですが、今月お勧めするのは、私の大好きな花の一つで、アジサイの中の「アナベル」という白い花です。毎年必ず会いたい花です。

              日本のアジサイと違ってどんな所に植えても色が変わらない花で、つぼみが小さい時は緑色、だんだんと白くなり、木が充実してくれば人の顔ぐらい(球状)に大きくなり、花の終わりは緑色になります。園芸村では、毎年6月中旬頃から咲き始め、7月下旬頃まで咲き続けると思います。

              時々お店で『オススメは何ですか』と聞かれると、初夏ならば必ずこの花を紹介します。

              5〜6年前、新築祝いに差し上げた時もとても喜ばれ、毎年6月は咲いています。他の友人宅でも咲いていて、見に行くのがとても楽しみです。


              【花大好き 第10回】
              シティーメイトH20.6掲載
              園芸村 TEL 078-984-4884

              宿根イベリス

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                宿根イベリス
                今月のオススメは「宿根イベリス」です。
                一年草と宿根草の二種類があり「宿根イベリス」は草丈が低く、白い小さな花がまとまってつき、その姿が清楚で可愛く、暑さ・寒さにも強い宿根草です。

                白い花びらは芝桜に負けないくらい真っ白で、株を覆うようにたくさんの花びらがつき、高さ20〜30? でこんもりした草形をつくります。当「園芸村」で一月より入荷した花つきの鉢は、軒下に置いているので、この五月までずっと咲き続けています。でも本来は四月中旬より咲き始めて、長い間真っ白な花を楽しめます。「園芸村」近くのお家では毎年「宿根イベリス」が咲いています。(写真左)。この花も一度植えると手間
                のかからない
                植物です。


                【花大好き 第9回】
                シティーメイトH20.5掲載
                園芸村 TEL 078-984-4884

                紫ハナナ

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                  今月は「紫ハナナ」です。
                  この花も一年草ですが、こぼれ種で薄紫色の花が咲き、草丈が50〜70?Bぐらいになります。春にはなぜか黄色の花が多い中で、薄紫色のこの花は黄色によく映えます。3月のまだ寒い時期より咲き始め、それから約3ヶ月ほど咲き続けます。

                  一度植えるとあちこちに種がこぼれて発芽してくれるので、この「紫ハナナ」もほとんで手を掛けなくても毎年咲いてくれます。雪や霜にも強く安心です。

                  私たちの住む北神戸・三田地域では、冬の間、毎日のように霜が下ります。今年は雪も多く降り、よく積もりました。そんな寒さの中でも元気に育っています。当「園芸村」のこぼれ種で育った「紫ハナナ」は3月24日から咲き始めました。土が多く柔らかい所では、枝の数が多いので満開になるのが楽しみです。


                  【花大好き 第8回】
                  シティーメイトH20.4掲載
                  園芸村 TEL 078-984-4884

                  プリムラ・マラコイデス

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                    今月の花は「プリムラ・マラコイデス」。中国原産のサクラソウで一年草ですが、こぼれ種でいっぱい増えるのでおすすめの花です。

                    もう二十数年種を買っていませんが、こぼれ種から育てて毎年たくさんの花を咲かせています。六月頃、こぼれ種から自然に育ち庭に顔を出した小さな小さな苗をプランターにとり、夏越し対策に日の当たらない北側に九月頃まで置いて、十月になったら日当たりの良い南側に移します。十一月中旬より咲きはじめ、翌年の五月まで約半年もの間、花を楽しめます。

                    十年前にこの地に引越して来てまず植えたのがこの花です。六ヶ月間咲いて、寒さにも強く少しの霜でも大丈夫。色は白・ピンクの可愛い花を咲かせます。そして一年草にはこぼれ種で増えるという、おまけの楽しみがあるのです。


                    【花大好き 第7回】
                    シティーメイトH20.3掲載
                    園芸村 TEL 078-984-4884

                    リュウキンカ

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                      今月ご紹介する花は『リュウキンカ』です。姫リュウキンカの仲間でマヨールとも言い、まだ一般にはあまり出まわっていない花ですが、寒さにとても強く、この寒い三田・北神戸の地で2月中旬から4月頃まで黄色い花を咲かせます。5月には枯れて、夏の間は地上部はなくなってしまいますが、11月頃になると必ず芽を出します。

                      雪や霜も平気で毎年咲くので六甲山頂に住んでいる花好きの友人に差し上げて喜ばれています。

                      日当りでも日陰でも咲きますが、普通20センチくらいの草丈が日陰だと30〜40センチ程になります。

                      夏は休眠状態なので、夏越しの心配も不要。手間のかからない花なので私は一人でリュウキンカ普及委員会を作って、もっと多くの人にこの花を知ってもらいたいと常々思っています。



                      【花大好き 第6回】
                      シティーメイトH20.2 掲載
                      園芸村 TEL 078-984-4884
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