『ありがとう♪』(最終回)

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    先日、後輩から「そろそろ習い事を始めたいのだけど、どう選んだらいい?」という相談を受けました。
    「迷っている方は多いよ!」との声に。
    今まで読んで下さって・嬉しいお便りを頂いて・「ありがとう!」の気持ちをたくさん込めて『私なりの選ぶコツをシティラー(CM読者)(笑)の皆様にお伝えして、
    さよなら原稿にしたいと思います。
    ざっくり言うと、「子どもをよく知る親御さんの勘でよいのです」
    どんなに評判が良くても、それぞれの先生との相性みたいなものや、保育の組み立てがあり
    ますから、おうちの人が「何かいいなぁ。惹かれるなぁ」で、良いのです。
    具体的にと問われると…
    まず、保育室がよく整理整頓されて清潔感があり、明るい雰囲気であること。
    先生方が表情豊かで、わかりやすく丁寧に伝えることができること。
    季節の行事が充実していることに加え、そこ独自の取組みがあること。
    体験や訪問したとき(あるいは帰ってからでも)子どもの表情がいきいき輝いた笑顔になること。
    園や幼児教室選び、おけいこなど…何かを始めたいなと思った時、共通するポイントだと思うので、
    記憶のどこか隅っこに置いて参考にして下さると嬉しいです。
    奇跡に近い幸運で、子どもを授かり育てることができるのは本当に幸せなことです。
    是非、楽しみながら良い巡り合わせでトライできるように… たくさん!たくさん!エールを送っています!!

    短い間でしたが、自分自身も初心に戻り刺激を受けた一年でした。本当に本当にありがとうございました♪


    【子育て応援コラム いつも笑顔で 第7回】

    シティーメイトH24.3月号掲載
    ジャックとまめの木 TEL 078-981-8201

    魔法の言葉『わかった!』

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      子どもは・・・いえ、人は皆『あまのじゃく』な一面を持っていると思います。
      「しなくて良い」と言われると、やりたくなるし「やりなさい」と言われると、なんだか反抗したくなる(笑)。
       時期的なものもありますが、子どもはさまざまな場面で「いやだ!」を言います。
       園で習慣になっていることはスムーズにできることも、慣れていない子どもさんにとっては「いやだ!」になります。
       そのひとつが「お昼寝」です。
      お部屋も暗くなるし…なんだか不安なのでしょうね。
       お昼寝室に入るや否や「いやだ!」「やめてぇ!」「痛た〜

      い!」など。
      いやいや…何もしてないからぁ(汗)(笑)。
       そんな時にこう言います。
      「わかった! 寝なくていいよ。目をつむるだけでいいからね。寝ないでね。先生がトントンしてあげるからね」というと、たいていの子は速効ネンネします。
       お食事では
      「わかった! 全部(ここがミソ!)食べなくていいよ。これだけお口に入れてみて」というと、ほとんどの子はお口をあけてパクッ!
       あとは、ほめて! 上げて!のせて!
       でも完食は目指しません(初めの約束は守ります)。
       トイレも一緒!
      「いやだ!」「おしっこない」
      「行かない!」に対して
      「わかった! 出なかったら帰っておいで。出なくてもいいんだから。トイレに行くだけ♪」と言うと…これまた、たいていの子どもが「出た〜!」と嬉しそうに帰ってきます♪
       子どもは本当にわかりやすく素直でカワイイ ♥♥♥
       認めて、少し課題(交換条件!?)を出して、ほめる!! ことは、とても大切だと思います。
      「わかった!」という言葉は、ビックリするくらい心に響きます。

      簡単らくチン幸せレシピ
      ★材料★
      ・かぼちゃ・砂糖/バター・コーヒーフレッシュ(生クリームや牛乳などもOK!)

      ★作り方★
      かぼちゃをチンして柔らかくなったらビニール袋へ!砂糖、バター、コーヒーフレッシュを加えて手で袋ごとモミモミ。アルミカップの器に入れてパクッ♥〜♪


      【子育て応援コラム いつも笑顔で 第6回】
      シティーメイトH23.9月号掲載
      ジャックとまめの木 TEL 078-981-8201

      「座って」ごはん「食べ終わって」ごちそうさま

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        今月のお題を見て
        「え!?わざわざそんな当たり前のこと?」と感じて下さる方が多いことを願って発信します。

         初めての集団生活では『できないこと』があって当たり前なのですが「こればかりは、できていてほしいなぁ」ということも、ここ数年…新年度は7割強の子どもができないことが増えてきています。
         それは食事が終わるまで着席していること。
         嫌いな物だったり、他に興味がいったりと理由は様々ですが
        「いただきます」から1分としないうちに立ってしまう子も少なくありません。

         もう一つは「ごちそうさま」
        と言った口の中には、まだ食べ
        物がいっぱい! そのままお片
        づけや歯磨きへ。うそでしょ!と思うホントのお話です。
        『口の中が空っぽ』=「ごちそうさま」ではなく
        「ごちそうさま」=『食器の中が空っぽ』という理解なのです。
         フードコートで走り回る子どもの後を、食べ物を持って追いかける親御さんの姿もよく見かけます(苦笑)
        「まだ小さいからよくわからないし…」では、どうでしょう?
         言葉は、話せない乳児の時からシャワーのように浴びせますよね。そして自然に言葉を覚えていく。お行儀も小さな時から『当たり前』のように教えてあげて欲しいです。
        『もしかしたら』・・・
        …好き嫌いをなくそうと「お皿の中のものがなくなったら、ごちそうさまね」と言ってるかも。
        …親が食事途中に「ごちそうさま」と立って用事をしてるかも。
        …テレビに夢中になり、交わす言葉が「早くごちそうさましなさい」なのかも。
         なにか一つでも「あっ!」と感じたり「そういえば!」と思って頂けたなら、今日から『本当の』ごちそうさま♪を始めて下さいな。
         楽しい食卓を囲んでもらいたいなぁと思います。

        簡単らくちんおやつレシピ
        ★材料★
        ・茹でうどん(市販)
        ・黒糖(砂糖)
        ・油

        ★作り方★
        うどんを適当な長さ(大きさ)に切って油でカリッと揚げます。仕上げは黒糖をフリフリ。
        美味しいかりんとうの出来上がり♪


        【子育て応援コラム いつも笑顔で 第4回】
        シティーメイトH23.7月号掲載
        ジャックとまめの木 TEL 078-981-8201

        言葉の『伝えかた』(その1)

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          「もぉーっ!何してるのよ!」
          「頭つかいなさい!」
          頭ごなしに怒っている当時25歳の私…(汗)
           机の引き出しを開けようとしたら途中で『ガタッ』と片側がガイドから外れ(ここで前述の会話登場)焦った長女は引き出しの下に潜り込み、頭で押し上げようと…「いやいや!頭違いやん!」と思いながら大爆笑してしまった引き出し事件。
           よくある(!?)親子の会話ですが、伝え方は?
          ******************************
           神戸で男性保育士初採用となった原坂氏の講演で「なるほどぉーっ!」と大納得したお話を。
           よく使ってしまいがちな言葉。
           
           例えば、蛇口からお水を出してお洋服も周りもビチャビチャ。
           経験を重ねた大人は言います。
          「何してるのぉ!」
          「何でそんなことするのっ!」
           経験を積んでいない子どもは
          「お水出してるの」
          「おもしろいから」

           叱られているのではなく、質問されているのです。

           では、どのようにその行為をやめさせ、いけないことと伝えたらいいのか。
          「お水とめなさい。風邪ひいちゃうよ」など、していることをハッキリ止めて、理由をわかりやすく伝える。頭ごなしに叱らないで『正しく伝える』と、子どもたちは「そうなんだぁ」と
          積み重ね(経験)ができてきます。…というお話です。

           そうは言っても大人だって感情が高ぶるときだってありますよね(笑)
           100%すぐに実行できなくても『子どもの感じ方』…まさに子どもの目線に立って導くということを知り、意識するしないでは大きな違いが生まれます。
           本を読んだり話を聞いたり、経験したり。子育てだけでなくライフスタイルも『気付いたときに。できる範囲で』軌道修正していけば、何倍にも輝く毎日になっていくのではないでしょうか。

          ★簡単らくチンおやつレシピ
          ●材料
          ・マカロニ・きな粉・砂糖
          ●作り方
          マカロニを茹でてきな粉と砂糖を混ぜるだけ♪

          子どもの頃に食べた味、大好きな家族と一緒に作った美味しいものは忘れられないごちそうです。心の栄養です。ぜひ試してみて下さい。




          【子育て応援コラム いつも笑顔で 第2回】
          シティーメイトH23.5月号掲載
          ジャックとまめの木 TEL 078-981-8201

          子どもの『魔法のたね』

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            ドキドキしていても、涙が出そうでも『ごあいさつ』と『お返事』は頑張ろうね!
             というのが、我が子を含めて子どもたちとの約束♪
             だから私も「はじめまして♪」のごあいさつを(下に)。
             保育士として現場で…子育てのちょっとだけ先輩として…
             迷ったことや嬉しかったこと。悩んだり楽しかったこと。疑問に感じたり感動したことなどを伝えていけたらいいかなぁと思っています。

            『ジャックとまめのき』という園とお教室の名前は『民話』に出てくる一晩のうちに天までグングン伸びる七色の魔法のたね。

            その魔法のたねこそ、ひとりひとりの子どもが持っている可能性だと!そのたねを育てるお手伝いがしたいという思いから付けました。
             子育て真っ只中にいるときは「ついつい」…「もっともっとはやくはやく!」と思ってしまいます。比べてしまったり自分の都合だったりかもしれません。
             でも、それは百害あって一利なし(笑)
             その開花はわかりにくくゆっくりです。そして大きかったり小さかったり、またその繰り返し。しかし必ず何度も開花します。だってキラリ輝く『その子だけの魔法のたね』を持って生まれてきているのですから★
             だから子育てはゆっくりゆっくり♪
             そのために必要で大切なことのひとつが『あいさつ』と『返事』です。特に新年度が始まるこの時期は親も子も緊張と頑張りでまたついつい…。
             ふつうのあいさつ、毎日繰り返す日常の大切さ。幸せを感じていればそれを丁寧に重ねていけば、わざわざ聞かなくても子どもの気持ちや様子が看えます。声が聴こえてきます。
             そうして子どもたちを見守りながら育てていくことが、大変な日本を復興させていく未来を築く大きな力にもなるのではないでしょうか。

            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
            地元で小さな託児保育園を神戸電鉄さんと10年。
            幼児教室を20年になります。
            大学生の娘が二人いる少し(?)太めの好奇心いまだモリモリの46歳。
            森田玉美と申します。


            【子育て応援コラム いつも笑顔で 第1回】
            シティーメイトH23.4月号掲載
            ジャックとまめの木 TEL 078-981-8201
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