大学受験までの継続

0
     高校入学当初に抱いた第一志望の大学に対して、ほとんどの高校生は下げてしまう傾向にあります。
     例えば、ぜひ神戸大学に…と思いつつ、次のレベルの国公立大や関関同立へと変化していきます。
     そのような事が頻繁に見られる原因の一つを書いてみます。

     高校に合格した翌日から大学受験の勉強をスタートされる方はまあおられません。
     で、あれこれ悩みはじめるまでに2か月ぐらいすぐに過ぎてしまいます。そして、夏あたりに模試の成績を見たら、
    「これはヤバい」となり、担任や家族からも「このままでは…」と言われ志望校をひとつ下げます。ところが中高一貫の生徒さんなどは2か月のブランクなどはないので、先に進んでいます。
     つまり、能力で負けたのではなく、初動の遅れによる努力の総量で負けただけなのでそのことを理解し、正しい勉強で再スタートすれば、近い将来追いつくことが可能になります。
     当教室では11月20日より、株式会社学びエイド、受験コンパスと提携し、高校生教室を新設します。能率・効率を最重視します。自習室も完備していますので、図書館が満員でも心配不要です。
     いつでもお越し、お問い合わせくださいませ。



    【おかあさん、深呼吸しましょう 第151回】
    シティーメイトH30.11月号掲載
    北神進学教室 TEL 078-951-7772

    自立と強制

    0
       子どもは自分のやりたいことが見つかったときに、自由にやらせてほしいと願います。
       自主性とか自立心が芽生えた状態です。
       同時に、大人から正しい指導、厳しい指導を受けたいとも願います。
       大人は子どもに対して、早く自立してほしいと願います。反面、いろんなことも強制します。
      (どちらも重要な考え方です)
       すなわち、子どもには大人に対して「自立させてほしい」「強制を受け入れます」という2つの考えが共存し、同様に大人も子どもに対して「自立してほしい」「強制的にやらせないと…」と、こちらも共存します。
       子どもも大人も「自立」と「強制」という相反する考えを受け入れる用意があるということです。
       問題は、この使い分けが非常にむずかしいことです。
       この使い分けで成功している人は、となると…
       例えば学生スポーツの名監督などが該当しますが、そのような指導者でも、その域に到達するまでに何百回も失敗したり、何十年もの歳月を要しています。
       その解決策として、お母さん側の立場で言えば、子どもに対して「自分の人生は、自分で決めなさい。そのためには今、〇〇○○すべきです」と自立を促しながらも、強制的にやらせる、というのがひとつのシンプルな方法だと思うのです。


      【おかあさん、深呼吸しましょう 第150回】
      シティーメイトH30.10月号掲載
      北神進学教室 TEL 078-951-7772

      時間だけは平等…ですが

      0
         高校入試まで残り半年。受験生のみなさん、お母さん、お父さん、これからさらにイライラ、ヒヤヒヤの日々になります。
         私自身も「時間だけは平等だから、大切に、有意義に…」と言われ続けました。
         そこで、今回は少し角度をかえてみたいと思います。
        「時間だけは平等」ということは、それ以外はけっこう不平等な訳でして。例えば、自分が生まれ育った環境や能力というのは千差万別であって、決して平等ではないですよね。
         また、現在部活動を引退して、勉強に専念できる状態か、11月まで部活動をやり遂げるか・・
        ここにも差があります。
         さて、ここから私が申し上げたいことになります。
         今までたくさんの生徒さんを見てきたのですが、目標がしっかりあって、毎日が充実している子どもは、たとえ部活などで時間と体力にハンディがあっても「成績は下がらない」ということです。これは気持ちが前を向いているからです。
         厳しい言い方になりますが、成績が下がる子はそれを言い訳にして勉強から逃げているだけなのです。そして十分な環境の中で、不自由なく育った子に対して、いろんなハンディを克服して目標に到達した子どもが決して見劣りすることはないというのが真実だと思うのです。
         さらに、自分に与えられたマイナス要素に不満を言うのは簡単ですが、少しまわりを見渡すと、みなさんいろんな荷物を背負ってがんばっていることに気がつきます。それが理解できると、今自分ができること、やるべきことが見えてきて、心が落ち着いてきます。


        【おかあさん、深呼吸しましょう 第149回】
        シティーメイトH30.09月号掲載
        北神進学教室 TEL 078-951-7772

        父親は「点の教育」、母親は「線の教育」

        0
           いろんなバリエーションがあると思いますが、ひとつの家庭での父親、母親と子どもとの関係について書いてみます。
           父親は仕事中心の生活になるため、子どもとの接点は休日とか、テスト、試合などの行事のときに集中します。したがって、子どもの努力、悩みを理解しようとしながらも、つい、結果だけを見て指導してしまいます。
          (結果重視の考え方が間違っている訳ではありません)
          「お父さんは何もわかっていないんだから」と子どもから反撃されたときは黄信号です。
           母親の場合は、日々お弁当作り、練習着の洗たく、部屋のそうじなどなど、何もしゃべらなくても、子どもとのコミュニケーションは成り立っています。
          よって、食べ残しとか服のよごれを見て「何かあったのかしら」と情報を得ることができます。(父親には不可能です)
           ただ、お母さんと子どもとの接点が濃すぎて、ついつい、いろんな心配をしすぎて、ひとこと言いすぎて「お母さんは何もわかっていないんだから」と反撃されることも多々あると思います。一応黄信号ですが、子どもも反抗期なんで、言い返してくるぐらいが健全であり、何も言わなければ何もしないのが普通の子どもの特徴です。
           このように、父親と母親が子どもを見る角度は微妙に異なっているので「子育て、教育」というテーマではなかなか意見が一致しないものです。むしろ「一致しないのが当たり前」ぐらいのスタンスでいる方が安定すると思うのです。

          【おかあさん、深呼吸しましょう 第148回】
          シティーメイトH30.08月号掲載
          北神進学教室 TEL 078-951-7772

          すぐに、人に頼らない、まかせない

          0
             本当につらいとき、困っているときに「人に頼る」ということは正しいことだと思います。
             また、集団・組織で動く場合は「人にまかせる」という考え方も必要になります。
             ただ、若いうちは「人に頼るな、まかせるな」という意識をもたせたいと思うのです。
             例えば、教室で静かに問題を解かせていると、やがて友だちに答えを聞いたりする生徒さんが出始めます。
             わからない問題を友人から教わるという行為自体にまちがいはないのですが、指導者がこの状況を放置しておくと、かなり高い確率で、その生徒さんは「自分の力で解決してみせる」という意識が希薄になってしまいます。
             極端な表現になりますが、大人になったときに「無責任」とか「自立心がない」とか「人まかせ」みたいな生き方、考え方を身につけてしまうことにつながります。

             結論になりますが、
            「わからないときは人に聞きなさい」
             と教えながらも
            「自分で努力して正解を見つけなさい」
             という指導も重要だと思うのです。
             現在、私自身この両者のバランスの間で、その子の置かれた立場、意欲、性格などを見きわめながら、どちらに重点を置くべきかを考えながら指導している最中です。

            【おかあさん、深呼吸しましょう 第147回】
            シティーメイトH30.07月号掲載
            北神進学教室 TEL 078-951-7772

            日常生活を勉強に生かしましょう

            0
               勉強ができる子と、そうでない子のちがいをひとつ書きたいと思います。
               勉強ができる子は日常生活や実体験からすでに予備知識をもっており、授業で学んだときに
              「(やっぱり)そうか」みたいな感じで知識を整理していきます。そうでない子は、予備知識が不足しており、授業で習う量が多すぎて、頭の中に整理していくのに相当な労力を必要とします。
               極端な例えになりますが、同じ授業を受けていても、できる子は「3つぐらいの項目をまとめる」ような感覚であり、そうでない子は「困ったなあ。初めて聞く言葉が20ぐらい出てきた」みたいに受け取ります。
               この両者のちがいをもう少し掘り下げてみると、できる子は日常生活と勉強の2つの間に特別な境界線をひきません。
              「できない子」は、日常と勉強を分けて考えてしまいます。普段の生活で身につけたことが勉強に生かせるという意識が希薄です。もったいないです。
               実際、中学校で学ぶ内容には、生活に必要な知識、考え方をまとめた項目がたくさんあります。
               私は塾生に、ときどき「毎日天気予報を見るように」と言います。そうすれば‘本と周辺の地理が⊇熟司位が5ぐ機⊆湘戮だ捷眦貭磧∧射冷却の意味が…たくさんわかります。
               天気の単元は中二理科の範囲になりますが、すでに概念が出来上がっている子は、苦もなく解きます。
               勉強の方法は様々ですが、あまり身構えず「日常の知識を活用すれば、けっこう頭に入る」ということをご理解くださればと思います。

              【おかあさん、深呼吸しましょう 第146回】
              シティーメイトH30.06月号掲載
              北神進学教室 TEL 078-951-7772

              勇気をもって「ほったらかし」にしてみる

              0
                「どうすれば優秀な子どもに育ちますか?」という母親の質問に、著名な教育者が次のようにこたえられました。
                「幼いうちに、たとえば公園に連れて行き、砂場でほったらかしにしてください。子どもが帰りたいと言うまで自由に遊ばせてください」
                 この言葉の趣旨は
                ー由に遊ぶことによって工夫が生まれる。
                ⇒Г世舛醗貊錣砲覆辰燭蕁△韻鵑することもあるが、人間関係・コミュニケーション能力を学ぶことができる。
                自由を与えられることによって、逆に人に迷惑をかける、自らがけがをするリスクもあることを身につける。
                 などなどです。
                 すなわち、今求められている「考える力」の原点というべき教材は身近なところにたくさんあるということです。
                 ところが、どうしても大人の方が先に「……してはいけません」「みんなと仲良く……」と、ルールを作って、子ども達が考え、判断する機会をうばってしまいます。
                 命に関わるような危険なことは前もって教えておくべきですが、けんかをして初めて心や体の「痛み」を覚えさせることも、ある程度は必要なことだと思うのです。そのためにも、お母さんも少しだけ、勇気をもって「ほったらかし」にしてみてはいかがでしょうか。そしてそのプロセスの中で、子どもが何を学んで、何を失ったのかを見つめておいてください。将来、子どもが本気で悩んでいるときに、有効なアドバイスの材料もきっと見つかると思います。

                【おかあさん、深呼吸しましょう 第145回】
                シティーメイトH30.05月号掲載
                北神進学教室 TEL 078-951-7772

                「優しいと甘い」「厳しいと恐い」の境界線、使い分け

                0
                   子どもを指導するとき、優しさと厳しさの使い分けが有効であることは理解していただけると思います。
                   ただ「優しい」は「甘い」と紙一重であり、同様に「厳しい」は無意味な「恐さ」とも紙一重になります。
                   そして、これらの境界線には明確なものはなく、強いてあげれば、子ども自身の感受性と大人側の人間性によって決まります。
                   また、例えば強豪校の指導者には厳しさ・恐さの比重が高くても、生徒がそのレベルを求めて理解しているので問題ありません。
                   逆に愛情に人一倍飢えている子どもには優しさの方が優先されます。
                   個人的には、まず厳しさを先に見せておいて、徐々に優しさを示したほうが指導しやすいという利点は感じます。
                   ただし、これも大人から子どもへのアプローチの仕方は、一人ひとり異なるので、絶対ではありません。
                   さらに、家族の中での優しいお母さん、厳しいお父さん(祖父母も含めてよいかと)という役割分担でも差し支えありません。
                   今、厳しく接していても、十年、二十年後にそれが優しさだったと、子どもが気づくこともたくさんあります。
                   そのような意味で、お母さんがこの点で悩まれていたら、急激な変化を試みるのではなく、今の状況とか子どもの成長度合を見つめながら、少しずつ変えていけば十分だと思います。

                  【おかあさん、深呼吸しましょう 第144回】
                  シティーメイトH30.04月号掲載
                  北神進学教室 TEL 078-951-7772

                  うまくいったとき、いかなかったとき

                  0
                     子どもに対して
                    「努力をしたら報われる」
                    と教えることは大切なことですが、反面
                    「努力をしても報われない」
                    こともたくさんあるのも事実です。
                     そして、うまくいったときは有頂天になり、うまくいかなかったときは、つい他人のせいにしたくなるものです。
                     人間だから、そんな気持ちになるのも仕方がないと思うのですが。
                     ただ、いろんな分野で一流のレベルにある方々の話しを聞いたりしていると…
                     うまくいかなかったとき、失敗したときこそ
                    「努力が足りなかった。自分を伸ばせるチャンスが来た」
                    と思い、
                     うまくいったとき、成功したときには
                    「周囲の方のおかげで」
                    と謙虚な姿勢になります。
                     むずかしいのですが、このような考え方を子どもに教えていくべきかと思うのです。
                     例えば、入学試験のような大きな戦いに対して、
                     まず「全力を尽くす」というのが前提になりますが、
                     そのあと、どれだけ正しい考え方でふるまえるかが、子ども自身の価値をもっともっと高めることになると考えます。

                    【おかあさん、深呼吸しましょう 第143回】
                    シティーメイトH30.03月号掲載
                    北神進学教室 TEL 078-951-7772

                    うちの子 手遅れですか?

                    0
                      「うちの子、手遅れですか」というたぐいの相談をお母さんから受けることがあります。
                       生まれて10年ぐらいの子どもに対して「手遅れ」という表現は、やっぱり不適切だと思うのです。
                       くわしくお母さんに確かめてみると
                      「計算が遅い」「読解が苦手」 
                      のような課題が子どもにあるときに
                      「手遅れになります」
                      「手遅れかもしれない」
                       という発言を指導者からされているケースがほとんどです。
                       そして、グザッと刺すような言葉で言われると、お母さんだけでなく誰だって悲しくなります。
                       では、指導的立場の人間が、なぜそのような表現をするのかとなると
                      ○意図的に動揺させたい。
                      ○主導権を握っておきたい。
                      ○事前に責任から回避しておきたい。
                       ぐらいの感覚です。
                       すなわち、自信のない方ほど、そのような言葉を使ってしまうことになります。
                       先生という仕事は、子どもに影響を与えることはありますが、人生に責任をとることはできません。
                      「この子の人生に責任をもつのは私よ」
                       という気持ちで、お母さんがおられたら、子どもへのマイナス表現は、頭の中に残ることはありません。

                      【おかあさん、深呼吸しましょう 第142回】
                      シティーメイトH30.02月号掲載
                      北神進学教室 TEL 078-951-7772
                      SunMonTueWedThuFriSat
                          123
                      45678910
                      11121314151617
                      18192021222324
                      252627282930 
                      << November 2018 >>
                      Recent Entries
                      Categories
                      Archives
                      Recommend
                      Profile
                      Links
                      Other