死ぬほど勉強しなさい。死なないから。

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     若いうちに、少々無理をしてでも「死ぬほどがんばってみる」という経験・体験は絶対に必要だと思うのです。
     合格するために死ぬほど勉強する。
     甲子園目指して死ぬほど練習する。
     優勝するために死ぬほどピアノを弾く。などなど…
     若さの特権ですが、死ぬほどがんばっても、ひと晩寝たら、ほぼ回復してくれます。(年を取ったら全く回復してくれません)
     そして、この努力の有無が大人になってから効いてくるのです。
     社会に出て、理不尽な思いをしたときに「もうダメです」と感じるのか「がんばって乗り越えよう」と気合いが入るのか、この差は大きく、更に拡大していきます。
     では、このような経験を「すべての子どもに」「今すぐに」させるべきかとなると、そういうものではありません。
     目標、環境、能力、メンタルなど、いろんな要素を加味しながら、かつ合理的、計画的な指導を心がけなければなりません。
     さらに、限界というのは子どもが考えているより少し先にあるのですが、教える側の大人が一線を越えてしまうと、簡単に子どもを潰す危険性もあります。
     このようなことに注意を払いながらも、ギリギリの状態を一度は経験させておくべきだと、強く思うのです。


    【おかあさん、深呼吸しましょう 第159回】
    シティーメイト2019.07月号掲載
    北神進学教室 TEL 078-951-7772

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