誇りに思う教え子

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    あけましておめでとうございます。読者の皆様におかれましてもよい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

    私の記憶の中で特に印象に残っている教え子に、小学校4年生を担任した時のA君がいます。彼は短気で喧嘩っ早く、時には身体の小さな子をいじめたりする『番長』という言葉がピッタリの男の子でした。

    私は彼に「自分より弱い子をいじめるということは人間として最低なことだ。君の持っている強い力は、弱い子を助けるために使いなさい」と叱ったことを覚えています。

    それからの彼の行動は徐々に変わっていき、集団で一人の子がいじめられていると、その中に割り込んで止めに入ってくれるようになりました。

    それだけでなく授業も真面目に聞くようになり、四年生まではあまり良くなかった成績も、三学期にはほぼ上位に食い込むようになり、私はひそかに将来を楽しみにしていました。

    それから何年もの年月が流れたある日、知人から「本荘先生の教え子のA君
    が警察官になりましたよ」
    と教えて頂き、嬉しくてその場で涙が止まらなくなりました。正義感が強く、弱い者にも思いやりの心で接することができるA君にとって、警察官はまさに天職ではないでしょうか。

    制服姿の警察官を見かける度に、大人になった今も私が戒めた言葉を胸に刻み今日もどこかの街で生き生きと働くA君を誇りに思っています。
    A君、これからも頑張れ!


    【心のサプリメント 第33回】
    シティーメイトH20.1掲載
    社会教育会 TEL 079-563-5884

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