不登校生の進学

0
    今年頂いた年賀状の一枚に、こんな嬉しい文面がありました。「大学に合格しました。ここまで来れたのも先生のご指導のおかげだと感謝しています」

    この年賀状を下さった女性の、高校三年生になる息子さんは、一年生の時からすでに不登校になっていました。

    高校では、中学と違い出席日数が足りないと留年しなければなりません。私が知り合った時彼は、後二、三日休めば留年になってしまう状況でした。一つ下の学年と年齢のコンプレックスを感じながら学校に通うことは大変辛いものなので、仮に留年すれば不登校生のほとんどは退学してしまいます。私は焦る気持ちを抑えて、早速指導に取り掛かりました。

    私はまず最初に、彼が何か一つ目標を達成することが出来ればと考えました。彼の夢はタレントとしてテレビに出演することでした。

    私は彼に高校を卒業する大切さを教えながら、二つのオーディションを受けさせました。やがて彼はオーディションを受けていく中で、学歴の大切さや社会の厳しさを身をもって知り、少しずつ学校に行くことに前向きになっていきました。それからまもなく彼は、完全に登校出来るまでに回復したのです。

    このように人は誰でも計り知れない可能性を持っています。また時には、今回の彼のように失敗を知っている子どもの方が、強く生きて行けることもあるのです。これからも私は、一人でも多くの不登校生の隠れた可能性を見つけ出していきたいと思っています。


    【心のサプリメント 第34回】
    シティーメイトH20.2掲載
    社会教育会 TEL 079-563-5884

    Comment

    Trackback

    この記事のトラックバックURL :
    << 卒業生Kくんからのアドバイス | TOP | リュウキンカ >>
    SunMonTueWedThuFriSat
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    282930    
    << April 2019 >>
    Recent Entries
    Categories
    Archives
    Recommend
    Profile
    Links
    Other